よみがえるYチェア(中華料理店で長年使っていたY チェア) 

Y(ワイ)チェアの座面(ペーパーコード)を外してメンテナンス

2010年、懇意にしている家具屋(九州U社長)さん~「某中華料理店(久留米)が閉店され店で数十年使っていた古いYチェアがあるけど要らない」という連絡を頂き張り替えることにしました。

木部(フレーム)は中華油の汚れで真っ黒になり、座面の中央部はかなり凹へこんでいて床が見える位、数か所に1cmくらいの隙間が空いていました。さらに座面(裏側)のペーパーコードは数本切れていました。このままこの状態で使うには無理がありそうで一度、蘇らせたい気持ちになりペーパーコードをすべて自分で外してみました。そして(指定)の職人さんに張り替えてもらうことにしました。

木部の内部がどうなっているのか興味本位ではさみとカッターを使ってひたすらペーパーコードを切る作業を繰り返して木部だけの状態にしました。

「予想以上にペーパーコードがしっかり木部に巻きつけてある為、外すのは至難の業です」

ペーパーコードを外した後、下記のような作業を行いました。

①まず洗面器にぬるま湯を入れてスポンジとマルセイユ石鹸で泡立てます。

②十分泡立てた石鹸を使ってスポンジで木部を洗っていきます。

③何度か繰り返すと洗面器のお湯が真っ黒になります。(3回位変えました)

④乾いたふきんで木部に着いた石鹸と汚れをふき取っていきます(2~3回繰り返す)

⑤しっかり乾燥させた後、紙やすり(200番)で特に汚れの強いところを研磨。

⑥刷毛を使って植物性オイルを塗る(拭き取る)

ペーパーコードは張替え専門の職人さんに依頼しました。

木部に付いていた汚れはあえて全て取りきらずに…少し残してみました。

ビーチ材は経年変化で味わい深い良い飴色になります。

(↑)最後にもう一度植物性オイルを塗布し乾拭きしました。中華料理店さんで使っていたお気に入りの1脚が蘇りました(非売品ですが現在店頭でご覧いただけます)古くなっても、その古さがとても良い感じです。コロナ禍の影響により現在、椅子(張替)修理の受付けは予約順番待ちしています。詳しくはお問い合わせください。

YouTube動画でYチェアの説明をしています。

Yチェアの紹介

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする