Yチェアの素材で迷ったら(ビーチ材/オーク材/チーク材)

  

写真CH24オーク材オイル仕上げ(SH430mm)

ビーチ材、オーク材どちらも、やわらかい印象です。

Yチェア43cmをご検討されているお客様でビーチ材にするか?オーク材にするか?悩まれている方からご相談を頂きます。理由としては、どちらもナチュラルで木肌が奇麗な木目になり、ナチュラルな空間に良く合うし他のインテリアに良く馴染むのが特徴です。またビーチ材とオーク材は良く見ると木目が異なりますが、パッと見た時にはどちらか見分けがつかないといわれる方も多いように思います。

 

写真 CH24オーク材ソープ仕上げ(SH430mm)


写真 CH24ビーチ材ソープ仕上げ(SH430mm)

仕上げでお悩みの方も多いと思いますが、特にデンマーク特有のソープ仕上げは、

「さらっとした木の自然な風合いが好みで経年変化を楽しみたい!」

「木肌の素材感をそのまま活かし!メンテナンスも楽しんでやってみたい!」

そんな方には、ソープフィニッシュ仕上げがおススメです。フレークした石鹸をぬるま湯で溶いて直接木部に沁み込ましながら仕上げていくので、より白さが増して素朴な感じが楽しめます。サラッとした木肌は気持ちよく、テーブルが明るいメイプル材やビーチ材に合わすならピッタリだと思います。



  

  写真 CH24ビーチ材オイル仕上げ(SH430mm)

「オイル仕上げの特徴」

見た目ですがビーチ材、オーク材共にソープ仕上げに比べて濡れ色になっています。それとソープ仕上げに比べ汚れが付きにくく、特に汚れが気になる方やお手入れが簡単な方が良い方にはオイル仕上げを勧めします。経年変化した時はソープ仕上げに比べて若干、黄色味が強くなります。

ソープ仕上げをご自身でオイルを塗られるという方もおられるようですが…ペーパーコードの縁にオイルが浸み込むことがありますのでご注意ください。


ナチュラルな雰囲気で合わせるテーブル(樹種/色合)に合わせて素材、仕上げを決める場合。

★木の素材感や木が好きな方はソープ仕上げをお勧めします。
★少しでも汚れが気になる方はオイル仕上げをお勧めします。

   

 写真CH24オーク材オイル仕上げ(SH430mm)

オーク材は特有の木目、虎斑(とらふ)が味わい深くなる。

近年、全ての物の値上げ傾向は、もうしばらく続きそうな感じですが、オーク材も希少な木材として注目を集めております。国内外ともに希少であると認定されており、市場や輸出が制限されるようになってきております。需要が大きいにも関わらず、供給が十分でないため、値段がどんどん上がっており、希少性が高まっている現状です。個人的にはオーク材が好みなんですが、だんだん歳を重ねていくとウォルナット材、チーク材の深い色合いも好きになってきました。




写真CH24チーク材オイル仕上げ(SH450mm)

 世界3大銘木の一つチーク材もおすすめです。(4月入荷予定)

美しい色味や杢目で見る人、使う人の鑑賞にも優れた希少性の高い木を銘木と呼び狂いが少なく耐久性や加工性に優れているのも特徴です。

素材として持続可能性があることから地球環境保護の観点からも注目された木材です。カールハンセンの使用するチーク材はコスタリカが主な産地です。防虫防腐効果もある油脂分を多く含む木材の為、高い耐候性が必要な船の甲板などにも使われた歴史があります。特にオイル仕上げのチーク材は艶がある飴色でしっとりとした木肌です。濃い褐色の縞模様が現れる場合もあり、その野性味もチーク材の魅力です。経年変化でさらに赤みが買った艶やかな色合いに変化してゆきます。


写真左)CH24チーク材オイル仕上げ(SH430mm)
写真右)CH24オーク材オイル仕上げ(SH430mm)

特にチーク材はアンティーク家具をお持ちの方におススメします。

奥田家具では山桜(サークルテーブル)におススメしています。